「あなたを見ていた私の目が寺院になりました。」(ハン・ガン『少年が来る』、井手 俊作訳、クオン、2016)
한강 작가의 『소년이 온다』 을 읽었습니다.
続きを読むあなたが死んだ後に葬式ができず、
あなたを見ていた私の目が寺院になりました。
あなたの声を聞いていた私の耳が寺院になりました。
あなたの息を吸い込んでいた肺が寺院になりました。
(...)
春に咲く花々、柳、雨粒と雪片が寺院になりました。
日ごとに訪れる朝、日ごとに訪れる夕暮れが寺院になりました。
(p.122-123)