Call of Unread Books

なんだか呼ばれてるきがする

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

公開読書会のおしらせ 「西田谷洋『村上春樹のフィクション』を読む」7月1日(於 同志社女子大学)

わたくしの敬愛する西田谷 洋(にしたや・ひろし)さんの新刊『村上春樹のフィクション』(ひつじ書房、2017)について、公開読書会が行われます。わたくしもお話する時間をいただきましたのでがんばります。

『ポスト・オリエンタリズム』読書会のお知らせ

私が呼びかけ人の一人である有志の研究会で、下記の通り読書会を行います。 ーーー 80年代の文学・批評・研究史を読む会 第16回研究会 『ポスト・オリエンタリズム』を読む 6月2日16時 早稲田大学早稲田キャンパス ※教室は追って連絡 ※19時から懇親会を予定…

論文を書きました。 「夏目金之助の「文学論」講義ーー漱石出発期の背景ーー」

論文を書きました。 夏目金之助の「文学論」講義――漱石出発期の背景――Natsume Kin'nosuke's Lectures on the "General Conception of Literature": The Background of Early Soseki服部徹也日本近代文学 (98) 100-115 2018年5月 [査読有り]本稿は学生の受講…

Is There a French Postclassical Narratology ?

ジョン・ピエール John Pier さんの論文「Is There a French Postclassical Narratology ?」を読んだのでメモ。フランスにおけるナラトロジーの研究状況の整理。タイトルは反語で、要するにフランスではアメリカの「ポストクラシカル・ナラトロジー」は流行…

ジョナサン・カラー(1975)の「馴化」

前回のブログをご覧になった橋本陽介さんから、「二冊あるからあげる」とFludernikのTowards a 'Natural' Narratologyを頂いたので、序章と第一章を読みました。まだよくわかりません。でも、結構好きなタイプの議論な気がするので、もう少しじっくりよんで…