国会図書館が公開するIIIFマニフェストの情報を取り込むTropyのプラグインについて、画像つきの説明を中村氏が公開されています。氏はmacをお使いのようなので、Windows11でやってみた備忘録です。
まず、結論からいうとプラグインの最新リリースv1.3.0では動作しなかったので、プレリリースのv2.0.0を用いたところうまく作動しました。Githubを見慣れていないと間違うところですが、ReleasesのAssetsのなかから、バージョン名のついているzipファイルをダウンロードします。この場合「tropy-plugin-iiif-v2.0.0.zip」。(問題報告欄の報告者は「Souse code(zip)」の方をダウンロードしてしまったケースです)
あとは上記中村氏のページの手順でプラグインをインストールし、IIIFファイルのマニフェストファイル(拡張子 .json)をインポートします。
たとえば漱石『文学論』の場合、
https://dl.ndl.go.jp/api/iiif/871770/manifest.json
ここを「リンク先を保存」して「manifest.json」ファイルを用意します。
このままインポートするだけだと、上記ブログのようにアイテム名など最低限の情報だけがインポートされた状態です。そこで、国会図書館のIIIFのメタデータをTropyのアイテム形式に落とし込むために、テンプレートを新規作成します。
編集>設定>テンプレート から、新規テンプレートの名前をつけて作成を押して、「manifest.json」内に記述されているLabelをどのプロパティとして位置づけるのか指定します。作者とタイトルはとくに設定しなくても最初から取り込めていましたが、刊行年や出版者などの情報がうまく取り込めていなかったので、ここで設定します。

最後にiiifプラグインの設定でインポートに自分でつくったこのテンプレートを使うよう設定します。
すると今度は同じ「manifest.json」をインポートしただけで、ほかのアイテムの「日付」とならべてソートできるようになります。「作成者」名が「夏目漱石 著」になっているのはご愛敬ですが……。

以上、プラグインがなぜうまく作動しなかったのか分らないままですが、あてずっぽうにいろいろ試してみた結果の記録です。