Call of Unread Books

なんだか呼ばれてるきがする

研究発表二本立て:『君の膵臓をたべたい』『梅棹忠夫の「人類の未来」暗黒のかなたの光明』

80年代の文学・批評・研究史を読む会 第17回読書会についてお知らせします。今回は二本立てです。参加希望の方はコメント(連絡先を明記)またはメールをください。その際懇親会参加の有無も併せてお知らせください。


7月14日(土) 於 早稲田大学早稲田キャンパス


1. 14:00 西貝怜さんの発表「住野よる『君の膵臓をたべたい』における身体・名前・未来――末期患者をめぐる死生学と文学研究の新たな関係のために」(仮)

対象テクスト:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社、2015・06 ※文庫版、Kindle版あり)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 文学研究と死生学との関係を、具体的なテクスト分析から立ち上げる議論になるだろうとのことです。


2. 16:00 栗原 悠さんの発表「エネルギー産業と学術振興」(仮)

対象テクスト:『梅棹忠夫の「人類の未来」暗黒のかなたの光明』(勉誠出版、2011・12)

梅棹忠夫の「人類の未来」 暗黒のかなたの光明

※「お忙しい方は「「貝食う会」の5人」(加藤秀俊)の箇所だけでも構いません」とのことです。

 1980年代に至るまでの企業と学問・文化などの関わりについて新京都学派や未来学にふれながらお話ししてくださるそうです。


19:00頃~ 懇親会